H.12.11.11 快晴

例によってF氏と明け方出発、大月より桑西経由、大峠方面へ向かい、湯ノ沢峠への道を左に見送り、1キロ程進んだ所で、右へ奈良子林道へ入る。

既に夜が明け、途中の富士山が見える処では、カメラマンが多数、思い思いに陣取っていた。我々は、さらに林道を進み、吹切峰や野脇の峰を回りこみ、金山鉱泉から、雁が腹摺山への登山道が交差するところで車を止め、ここで先ず朝飯をとる。
目指す姥子山は、そこから更に1キロほど先に登山口があり、車を移動。小さな標識があった。此処で身支度を整え、カメラと三脚のみ持参して、姥子山へ・・・。最初はやや下りだったが直ぐ登りとなり姥子の西峰へ到着。 しかし此処ではまだ,樹木があり、更に東峰までアップダウンを繰り返して登る。

既に二人ほど先客が富士山に向かってシャッターを切っている。此処からの展望は全く素晴らしく、前方に大きな富士山が御坂山塊や三つ峠を従えてそびえており、此処が岩頭の為、直ぐ足元から富士山に至るまで、山々が重なり、丁度唐松が黄金色に紅葉し、写真には条件が揃っていたが、残念な事に、もやが多く、シャープな写真は撮れなかった。
つつじが多い処なので5月頃又挑戦してみたい。
展望を堪能した後、林道へ戻り、今度は荷物を担いで、雁が腹摺へ向かう。此処からの登山道は、新しい地図には廃道となっているが、昔通った事があり、最初は,トレースがあったが,直ぐ消えてしまった為、引き返そうとしたが、同行のF氏が、つい先日薮こぎをやったらしくて、行こう行こうと張り切っているので、やむなくトライ、案の定、身の丈を越すすず竹が生い茂り、時々道を失いながら、悪戦苦闘すること30分・・・。やっとの思いで、金山からの登山道と合流する白樺平へ出られた。

藪の上に、急坂で、此処まででくたくたに疲れてしまった。やぶこぎなどは、本当に久し振りの事であった。やはり、人が歩く登山道はすず竹も綺麗に刈り払われて歩きやすい事(^o^)、急にピッチが上がりはじめる。しかしながら、緩い上りもやがて、傾斜がきつくなり、あえぎあえぎ、体調不良もあって、もとのスローペースに戻ってしまった。此処まで上がると、紅葉は殆ど終わり、名残の黄色の唐松や、赤いマユミの実が紺碧の空に美しく輝いている。
高度も上がり、針葉樹林や、苔の生えた岩石が現れやがて、最後の急登を終えてススキの草原に出て、前方に南アルプスがかすんで見え始め、雁が腹摺山の頂上へ到着。大峠からの登山者が大勢居て,にぎわっていた。やはり、奈良子林道からの道は登りよりも下山に利用した方が、山麓に温泉があって良いようだ。山頂の草原で昼寝つきの休憩をとり、奈良子林道に置いてある駐車場まで戻る。

帰路は、奈良子―田無瀬―葛野―猿橋を経由、上野原ICより帰京  途中の山村の集落が紅葉の真っ盛りでとても綺麗であった。

タイム: 林道―姥子山東峰  30分
     林道―雁が腹摺山  上り 2時間 下り 1時間     以上