会社を定年退職後初めての山行 当初針の木岳と蓮華岳を登る予定なるも、最近体力に自信無く、立山室堂行きに変更 8月8日早朝友人のF氏と出発 約4時間で扇沢到着 トロリーバス、ケーブル、ロープウエイ、再びトロリーバスと乗り継ぎ、室堂へ12時10分に到着 扇沢、黒四ダムまでは晴れていたが、室堂は曇り、聞く所によると、昨日まで午後になると毎日雷雨だった由。見渡すと、残雪がいたるところにある。 今年はやはり雪が多かった模様。 付近のベンチで昼食をとり、室堂山荘へチェックイン。 少し休憩の後、室堂山へ足慣らしに出かける。 ガスが多いが、時々立山三山の稜線が見える 山道はよく整備され、途中まで観光客用にコンクリートで固めてあるが、これはいただけない。 かえって歩きにくい。やがて雪渓が現れ、緩い登りなので、雪の上を歩く。 高山植物が美しい。 いわかがみ、ちんぐるま、はくさんいちげ、ウサギ菊、などが競って咲いている。
室堂山付近は池塘状になっており、美しい。 浄土山から、一の越山荘へ向かう中年の団体登山者が小さく見える途中で我々を追い抜いていったが、かなりの年配者もいた。 下山途中の雪渓上で晴れて青空が出て、雪渓と空の青さが綺麗なコントラストを作っていた。室堂山荘は、比較的空いていた 温泉では無いが入浴も出来、今日の疲れが取れた。
翌9日、ゆっくり出発 今日は別山乗越にある剣御前山荘までなので、楽だ。 緑が池、血の池、リンドウ池を巡り、雷鳥荘の前を通り、雷鳥沢へ下る。 ここから、雷鳥坂の急登が始まる ゆっくりペースで美しい。 高山植物を撮りながら登る。既にガスがかかり、時々下になった室堂平が、残雪の縞模様を綺麗に見せてくれる。
約2時間40分にて、乗越へ到着 汗が引いてから剣御前小屋へ入る。 既にあたりは霧で何も見えない 寒いので小屋へ入ってから昼食をとり、剣岳の見える二階の部屋を希望してチェックイン すぐ雷鳴と共に、大雨が降って来た 早く小屋へ着いて良かった。
午後晴れ間を見て、剣御前山へ出かける まだガスが時々かかるが歩きだす。 緩い登りで、2792メートルのピークまで来ると急にガスが晴れ、目の前に剣岳が、眼を右に転ずると、後ろ立山連峰の、白馬岳、唐松、五竜、鹿島槍ヶ岳、さらに右へ、立山三山が手にとるように望見された。 後立山方面は青空が出てよく晴れている。 後に眼をやると、昨日登った室堂山から、その後ろに薬師岳が大きくどっしりと見える 又西の方を見ると、富山平野から日本海が見られた。 風が強く手元の温度計は9度を指しているが、体感温度は2−3度しかないだろう。 すぐ又ガスがかかり、小雨が降って来たので、早々に小屋へ引き返す。夕方晴れ間がでたので、夕暮れの剣岳を撮りに、今度は風を避ける為、少し剣沢の方に下って残照の剣岳と、大日岳に沈む夕日を撮影。剣岳に笠雲がかかり、明日の天気が気になる。
10日 夜中からガスがかかり、朝になっても取れず、明け方の山の撮影は断念。朝食後、一応別山へ出かける 一縷の望みを託したが、結局山頂へ着いても晴れず、硯が池にて記念撮影をして小屋へ戻る。 唯一の収穫は、池の傍で雷鳥の親子に会えたことだ。 写してみたがはたして確認できるやら・・・
今日は雷鳥荘までのゆっくりしたスケジュールだ。新室堂乗越経由で高山植物を鑑賞しながら下る。 やがてガスが切れ、見事な花々と新緑の山肌が、時には雪渓もまじり、至福のひと時を過ごす事が出来た。 雷鳥坂とは異なり、この稜線は緩やかで、高山植物も多く、楽しい山道だ。ゆっくり雷鳥荘へ到着。 あつい温泉に入り今までの疲れを癒す。 雷鳥荘は山小屋と言うよりもむしろ、ホテルに近い 別山側の見える部屋を希望 10人入れる二段ベッド式で、窓際に決める。時々晴れ間から今朝降りてきた剣御前小屋方面の稜線、別山などがよく見えた。
11日 今日もガスが濃い 玉殿岩屋を見学、ここは安山岩枝状節理が見られる珍しい所で、浄土川の上流にある。 アオノツガ桜が見事に咲いていた。 扇沢へ10時20分帰着。 大観峰へ来たら晴れていた。どうも日本海側が今回天気が良くなかった様だ。 恒例の新穂高温泉、錫丈へ泊まって帰京。天候には恵まれなかったが、高山植物鑑賞が存分に出来た山行だった
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