元勤務先のこだま会(ハイキングクラブ)のメンバー、総勢15名にて、待望のスイストレッキングツアーを実現。 数社に見積リ依頼し、結局全ての面でリーゾナブルなA社に委託、添乗員も付けて、12日間の旅を無事に終えることが出来た。
心配された天候も、最後の2日間を除いて殆どが晴天に恵まれ、美しく咲き乱れる高山植物や、残雪に輝くアルプスの山々の景観を心行くまで堪能、また、A社で確保頂いた三つ星クラスのホテルも、団体客が入らず、家族的で、料理も大変美味しく、メンバー全員が、満足度の高い旅を楽しむ事が出来た。
之も、参加者全員の強力と、素晴らしい添乗員を用意頂いたA社の配慮の賜物と、このHP上からも、心より御礼申し上げたい。
28日(月)
オランダ航空にて、スキポール空港経由チーリッヒへ向い、夕刻中央駅に近いワルハラホテルへ投宿。
29日(火)
氷河特急2等にてツエルマットへ。。。終日好天に恵まれ、食堂車で昼食(予約)を取りながら、スイスアルプスや牧歌的な風景を楽しむ事が出来た。
ツエルマットへ到着する直前、車窓から、早くもマッターホルンの威容を観られ、やや興奮気味になる。
駅にて、別送荷物の確認を行い、宿の車にて運んでもらい、我々は駅から西の方角約20分位にある、ホテル迄、徒歩にて向う。(ホテル、ビジョウ) 宿の人々は、歓迎の飲物やおつまみなどを用意して待っていてくれた。
目の前に聳えるマッターホルンを眺めながら、しばし旅の疲れを忘れる。 閑静な処で、各部屋からマッターホルンが眺められると言う、素晴らしい宿で、日が長い為、夕食後でも夕暮れのマッターホルンを観る事が出来た。

30日(水)
登山電車にてゴルナーグラート迄上がる。 今日も快晴で、途中よりマッターホルンを撮影しながら、約1時間40分の後に、終点のゴルナーグラートへ到着。(3090m)
早速展望台まで歩いて、360度のパノラマを楽しむ。 大きなゴルナー氷河の上にモンテローザ、リスカム、ブライトホルン、マッターホルン、ヴァイスホルンと素晴らしい景観に暫し見惚れる。
約1時間の後、再び電車にてローテンボーデン迄一駅下り、其処で下車、逆さマターホルンが映るリッフェル湖を通りながら、リッフェルベルグまでのんびりと、歩く。 湖では、風が止むとマッターホルンが映るが、撮影はなかなか難しい。
フレッシュな空気、適当な気温、好天、綺麗な高山植物と、全ての条件が揃った誠に贅沢なハイキングを楽しんで、リッフェルベルグ駅に隣接するレストランにて昼食をとり、宿へ戻る。
7月1日(木)
今日はやや雲が多いが、地下ケーブルにてスネガ迄上がり、ケーブルを乗り継ぎ、ウンターロートホルン(3103m)迄上がり、展望を楽しむ。 やや雲が多く、残念ながら形の良いマッターホルンを観る事は出来なかった。帰途、ブラウンヘルトからステリー湖迄歩く予定を中止して、スネガ迄下り、そこからツエルマットまで歩く事にした。直ぐ下にあるライ湖付近にて、Aで頼んでくれた、おにぎりの昼食をとり、花をメデながら、下り坂の道を歩き、フィンデルンの村にあるレストラン、”VRONY”にてお目当てのアップルパイをおやつに食べ、おりから降り始めた小雨の中をツエルマットまで下りる。
途中、高山植物は勿論咲いていたが、下の方の樹林帯で今回初めて、アルペンローゼが咲いているのをみつけ、感動。早速写真に収めたが、何故か皆ピンボケばかりでがっかりだ。
夕刻、一頻り雨が強くなったが、やがてあがり、2日遅れで到着するH氏夫妻を出迎えにK氏と駅へ行き、明日の移動を前に、H氏夫妻をスネガ展望台まで案内。 マッターホルンの山頂は見えなかったが、晴れてきて、付近の山々を眺める事が出来た。夕食後、マッターホルンはH氏にその全容を現してくれた。
2日(金)
グリンデルワルトへの移動日。 列車にて、ブリーク、シュピーツ乗り換えで、インタラーケンへ。 ここで、添乗員がベルナーオーバーランドのフリーパスを購入する間に駅前のコープにて昼食をとり、電車にて一駅、ヴィルダースヴィル迄乗って、シーニゲプラッテ行きの登山電車に乗り換え。 急勾配の鉄路を遅いスピードで上がって行くが、振り返ると、下の方に、トウーン湖やブリエンツ湖が見え隠れしたり、花が咲く牧草地帯を眺めたりと厭きない。
途中で降られた雨も上がり、雲が多いが晴れているシーニゲプラッテ植物園に3フランの入場料を支払って入る。 500種類以上の高山植物を植えてあると言うが、残念ながらまだエーデルワイスは咲いて無く、外の美しい花々の写真を楽しむ。
ベルナーオーバーランド3山の山頂付近は雲に覆われて見えなかったが、付近のオーベルベルグホルンやファウルホルン方面は眺められた。再び電車を乗り継いで、グリンデルワルトへ到着。 今度は宿が車を用意してくれた。 歩いても10分程度、グルント駅との中間だ。ここも、各部屋から、目の前にアイガーやメンリッヒエン方面がよく見える。(ホテル グラシア)
3日(土)
朝から快晴。
歩いてテレキャビン乗り場まで行き、フイルストまで上がる。 約40分ほどかかるが、キャビンの中から、アイガー、ヴェッターホルン、上がるに従い、隠れていたシュレックホルンや、グリンデルワルト氷河などが、刻々と姿を変えながら見えるのは、圧巻であった。フイルストの展望台に登り、パノラマ風景を楽しんだあと、広い緩やかな道をバッハーアルプー湖までハイキング。標高2000mを越すこの付近は、高山植物の花が真っ盛りで、右に左に花々を撮りながら歩くのは楽しい限りだ。
ミヤマキンバイやサクラソウの仲間が群落をつくり、残雪との組み合わせが、日本の3000m級の山々に匹敵する感じだ。写真撮影組は遅れ気味になるが、一本道なのと、晴れて見通しが良いので全く問題無い。
残雪の豊富なバッハアルプー湖に着いて、暫く休憩の後、フィルスト迄同じ道を戻り、駅のレストランにて昼食。帰途、大半の人はあまりにも花々が綺麗なので、ボルトで下車、グリンデルワルト迄ハイキング。 我々夫婦と添乗員のみ、テレキャビンにてそのまま戻る。 後で聴いた話だが、舗装された道はかなり急坂の連続だった由、バイクで下る様に舗装されているようだ。
今回のツアーで、何処かヨーデルを聴ける場所が無いかと思っていたら、幸運にも付近の集落の方々が約30名ほど我々と同じダイニングルームにて会食する機会があり、夕食の前に待望のヨーデルを歌った。
生のヨーデル、しかも30人位の混声合唱で素晴らしい歌声を聴かせて頂き、大感激であった。 たまたま、夕食後打合せをしていたら、またまた食後にも唱って頂き、何か得をしたような気分になった。
4日(日)
あまりにも天気が良く、希望者が多かったので、予定を変更し、ユングフラウヨッホまで上がることにした。始発駅のグリンデルワルトから電車でクライネシャイデック迄行き、ここでユングフラウ鉄道に乗り換えて、ヨッホまで。途中、アイガーバンドの窓からアイガー北壁とグリンデルワルト方面を観、アイスメールでは、グリンデルワルト下氷河の上部や、ヴェッターホルン、シュレックホルンの山々を観る。
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ヨッホのスフィンクス展望台では、快晴の空、360度の展望を欲しいままに出来た。 メンヒの山頂などは、直ぐ其処にみえ、簡単に登れそうな錯覚を覚える。(ガイド付きで、ザイルを繋ぎ、条件が良ければ約3時間で登れると言う、勿論冬山の経験者) |
スフィンクス展望台の標高は3,562mなので、高山病予防の飴を口に入れた。 乗鞍岳でいきなり、車で上がって、高山病になった経験があり、用心するに越した事は無い。
登山電車でアイガーグレッチャーで下車、全員で昼食後、女性方3名ほどは電車で下り、残るメンバーにて予定のクライネシャイデックまで、アイガー氷河を眞近に眺め、満開のお花畑の中をハイキング。
途中から「見上げるアイガー、メンヒ、ユングフラウは非常に迫力があり、赤い登山電車と共に眺める姿はカレンダーに出てくる風景そのものだ。
天気が良い為、ラウターブルンネンの崖の上に点在するミューレンの集落が良く見えた。 明日はあそこから三山が観られる筈。。。
5日(月)
朝から曇り空。 グリンデルワルトに別れを告げて、グルントよりテレキャビンにてメンリッヒエンへ上がる。 途中から雨が降出す。 メンリッヒエンでは一時止み、歩き出したが、再びガスがかかり、展望も無い為、ケーブルにてウエンゲンへ下り、ここから電車でラウターブルンネンまで行き、集落を散策、昼食後ケール、電車を乗り継ぎ、早目にミューレンへ到着。午後はゆっくり休養やショッピングなどで過ごす。(ホテルアルペンルー、部屋は今迄に較べかなりせまかった)
6日(火)
朝食をシルトホルン、ピッツグロリアにて取る為、悪天候ながら、全員で一番のケーブルにて上がる。 回転レストランで朝食、3年前と殆ど同じで、一部山が見えたが、殆どは雲の中。 食後一旦ミューレンまで戻り、雨が止んだので、予定通り、別のケーブルで、アルメントフーベルへ行き、お花畑と牧場の中をミューレンまでハイキング。 晴れていれば、ノースフエイストレイルを歩く予定だったが、霧の為、花の観賞ハイキングに切り替えた。アルメントフーベル駅では、植栽のエーデルエワイスやアルペンローゼが咲いていた。 アルペンローゼは途中でも咲いていたが、何故か、ここでも写真はボケてしまった。 午後はのんびり過ごす。
7日(水)
チューリッヒへの移動日。 乗り継ぎで、ベルンへ立寄る。 からくり時計を観たり街を散策したりして、午後の列車にてチューリッヒへ到着。 時間が有る為、夫々自由にショッピング。
8日(木)
電車にて空港へ。 H氏夫妻はJALの為、午後の出発まで市内に滞在。予定通り、オランダ航空にて、往路と同じスキポール空港経由機上へ。9日(金)朝10時半頃、予定通り成田空港へ無事帰着。
今回の旅は主要の山々を殆ど眺め、予定のハイキングもこなし、荷物の紛失や遅れもなく、全員100%以上の満足度を持つ事が出来た。スイスのライゼゲベックと言う、鉄道のチッキシステムが、今年より24時間以内到着保証から48時間と延びた為、早目に荷物を出さねばならないと言う不便さが生じたが、これも人気のスイスに日本の旅行者が殺到している為だと思われ、そのシステムに従った行動を取らないと楽しい旅が出来なくなって来ているのは事実であろう。その点を良く弁えて、早目、早目の行動をとってくれた、A社の添乗員には、全員が感謝している事を述べて、この紀行文を終りとする。
参加者の皆さんお疲れ様でした。 |