ご無沙汰の白馬岳へ20年振りに登る
大雪渓ー白馬岳ー杓子岳ー鑓ヶ岳ー鑓温泉ー猿倉のルート
第一日は猿倉荘へ宿泊 まだ夏休み前の為、猿倉の駐車場まで入る事が出来た ほぼ満車だったが何とか止める事が出来た
宿も空いており、個室と同じ 食事もなかなか良かった 夕方より雨が降る
翌朝、5時朝食、6時前には出発 幸い予報に反し晴れている ゆっくりペースで林道を歩き、見覚えのある白馬尻へ到着 稜線が見えている 今年は例年に比べ、雪解けが早く、雪渓まで暫く歩く 雪渓取り付きにて、アイゼンを装着 クレバスも無く、落石に注意しながら雪渓上を進む 登山者は結構多く、グループもかなり見受けられる 赤くルートがついており、皆その上を忠実に歩いている
大雪渓を登る・・・ |
山側より涼風が吹きガスが出てきて、寒くなる 手元の温度計は10度 約2時間ほどで長い雪渓も終わり、急な斜面を喘ぎながら登って行く 左側に杓子からの天狗菱が槍ケ岳のように立派な姿を見せている小雪渓はステップが大きく掘ってあり、緩やかな登りなのでアイゼンの必要は無かったが、右側の傾斜はかなりのものだ小さな非難小屋のそばで昼食 これから上はお花畑が続き、初めて観るミヤマオダマキ、ミヤマクワガタ、岩おうぎなどを観賞しながら、最後の急登で村営頂上宿舎へ到着
ガスが濃くなり、小雨も降ってきたが、何とか雨具は着けずに小屋へ入る 宿舎は丸山直下の窪地にあり、展望はあまり良くないが、西側の部屋へ入る 此処も空いており、我々の外は二人のみ 福岡から来た由 猿倉で会った人も九州の長崎から車で来たと言っていた 猿倉と同じ村営小屋で、今宵の宿泊は1000円の割引(連泊という事で)、その他にコーヒー券のサービスあり ゆっくり過ごし、雨上がりの稜線へ出て、花の写真を撮る 念願のウルップソウも此処では沢山咲いていたが、大半は盛りを過ぎていたのは残念だった この花は千島列島、礼文島、本州では八ヶ岳と白馬岳にしか咲かない珍しい花だ 美しい濃いピンクのミヤマシオガマも多い 稜線から剣岳が見える筈だが雲が多く今日はその岩稜を見せてくれず
翌朝、3時半頃起床し、白馬山頂へご来光を観に登る これも雲が多く、日の出の瞬間は見えず 然しながら早朝の山頂は爽やかで、すがすがしい 朝日に映える杓子、鑓などを撮り下山
小屋へ戻り朝食後杓子への縦走を開始
幸運にも空は晴れ、遠方は見えぬが、白馬三山は良く見えて、快適な稜線歩きだ 丸山を越え、杓子の巻き道を通り、鑓が岳山頂へ 時々ガスが山頂付近を覆うも問題なく、道中チングルマ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、ウルップソウ、クロユリ等の高山植物を観賞しながら稜線漫歩を楽しむ特にウルップソウが大変多く、いたるところに咲いている 鑓ヶ岳の砂礫帯ではコマクサも可憐な姿を見せていた また、鑓からの白馬岳もお花畑を前に素晴らしい姿を見せている 長野県側が雲海で、富山側は比較的良く晴れており、昨夕見えなかった剣も何とか雄姿を見せてくれている
鑓で記念写真を撮り、鑓温泉への分岐へと下る ここからの稜線歩きは、今までとは打って変わり、不帰倹と言う難所があり、あまり向う人は居なく、殆どが我々と同じ鑓温泉へと下っている 稜線に別れを告げ、どんどん下って行くと、またまた高山植物があちこちに咲いており、進む足取りも止まりがちになる
黒百合、タカネヤハズハハコ、ミヤマアズマギク、 本で見た憧れのハクサンコザクラの群落には感激 鮮やかなピンクは本当に美しい花だ また、ものすごい数のコマクサの群落にも出会う 大出原はお花畑と地図には載っているが、まだ雪が融けたばかりで、これからと言った処だ
傾斜がやや急となり、岩場、鎖場が連続、シュルンドのある雪渓の左に付けられた道を鑓温泉に到着 傾斜が急で、冬場は雪崩が多い為、解体され、夏場のみ営業しているが、天然の温泉が湧き、人気のある小屋だ今夜も今までとは異なり、満員とのことだ早速入浴、二日間の汗を流す 露天風呂しかなく、女性用は別にあるが、夜の一時間のみ女性用として開放される 夕方物凄い夕立があり、綺麗な虹がでた 最後の日、小屋を7時に出発、急傾斜を下り、クレバスのある雪渓でアイゼンを着け、鑓沢や、杓子沢をトラバースし、ゆるやかな三白平を通り、白馬三山が観える小日向のコルでお茶の休憩をとり、猿倉へ下山
今日は連休の初日にあたり、若い登山者がどんどん下から登ってくるのに出会った 白馬は若い人々にまだまだ人気があるようで安心した
小日向の湯にて山の疲れを癒し夕方帰宅 高山植物や、大雪渓、白馬三山の展望と夏山を充分堪能、満足の行く山旅であった
山小屋: いずれも2食付きで8,600円 (同じ経営の宿へ連泊なら1,000円引) 以上 |