恒例になったM氏他1名と秋山郷へ出掛け、初日は渓流釣り、翌日は苗場山登山を行った。
宿泊先は、いつもの小赤沢集落にある、“故郷の家”だ。 途中で3日分の食料を仕入れて4日の昼頃現地へ到着し、午後早速岩魚釣りに出掛けたが、好天が続いた所為か沢の水が澄んでおり、釣れるのは小さなものばかりで、食用にならず、全て離してやった。 今回は何年ぶりかで、自分も竿を借りてトライしたが、小さなのが一匹釣れたのみ。 じっと当たりが来るのを辛抱強く待っているのは、どうも苦手だ。 結局最後は沢の岩に針をとられてリタイア(^o^)
翌5日、二日酔いの人も居たようだが、早くから起床、予定通り出発。 幸か不幸か天気は昨日とはうって変わって快晴となる。
朝食を宿で済ませて、三合目にある小赤沢登山口まで車で上がる。 大きな駐車場はまだ数台しか止めてなくガラガラに空いていた。
途中ヌカッテいるところもあると思い、最初からスパッツを装着して出発。(これは、靴やズボンの裾が汚れず正解であった)新緑が朝日に輝き本当に綺麗だ。 気温は4合目あたりで、17度ときわめて爽やかだが、湿度が高いのか汗が滝のように流れる。 ここで、水を補給して、再び歩き出す。
イワカガミやマイズルソウが登山道の脇に沢山咲き、白いギンリョウソウも現れるが、別名ユウレイタケと言われるだけあって、少し気味が悪い。やがて、湿った泥濘の多い登山道となり、場所によっては、丸太を切って歩きやすくしてあるが、少し斜めになっているところは、かえって滑りやい。
黄色いキツリフネの花が綺麗に咲き、ゴゼンタチバナも出てくる。また、初めてみる、サンカヨウの白い花は清楚そのものと言った感じだ。
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7合目付近では、花の盛りが過ぎたシラネアオイの薄紫も目に入った。
花の種類が多く、まるで花街道である。 途中にはネマガリダケの出ている笹もかなり多く、たけのこを取りながら登っている人も居た。モミの樹林帯にムラサキヤシオがまだ咲き残っており、紺碧の空に映え素晴らしい景観となっていた。 岳樺の林を抜けてトラバース気味に高度を上げて行き、急登を終えると、森林限界を抜けて、坪場に達し、待望の湿原が目に飛び込んで来る。此処からは、木道の緩やかな鼻歌混じりで登れる道が続く、 まさに天上の楽園へ来たと言う感じで、今が盛りのチングルマや可憐なタテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲが雪融けの湿原に咲いて、撮影に忙しくなる。 |
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再び樹林帯へ入り、今度は山頂のどこまでも広い湿原へ出たが、残雪がまだあちこちに散見される。素晴らしい山頂への草原の木道を緩やかに登り、遊仙閣のある頂上へ到着。平標山方面が観えるところで、のんびり昼食休憩。
下りも花の写真を撮りながらゆっくり歩く。 霧も出ず、帰路は鳥甲山や佐武流山方面を眺めながら、木道を良い気分で進むが、坪場からは、急峻な下りが続き膝への負担が多くなる。 然しながら、花が綺麗で、登りに写した事も忘れて、同じ花を何回も撮影してしまう。
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途中で何方かが見つけたらしく、ヒカリゴケを見る事が出来た。 八ヶ岳の観音平付近で見た事が有るだけなので、幸運であった。 早速撮影したが、やはり、岩の奥の方なので、上手く写らなかった。
山頂付近の湿原は本当に素晴らしく、日帰りで下山してしまうには、惜しい山なので、今度はゆっくり山頂小屋へ泊まる計画をたてたい。
いずれにしても、好天に恵まれ、多くの高山植物を鑑賞、撮影する事が出来、大満足の山旅であった。
下山後は、付近にある楽養館の赤い湯につかり、疲れを癒した。
歩行時間: 登り 小赤沢―山頂 3時間25分
下り 山頂―小赤沢 3時間15分
(休憩時間は除く) 以上
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