苗場山
(標高2,145メートル) 平成12年10月6日―8日
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向う隣のMさんの母方の実家がある秋山郷に泊まり、苗場山へ登った。秋山郷は山又山に囲まれた集落で、その昔平家の落武者が住み着いたと言う伝説のある秘境で、冬は三メートルを越す豪雪地帯。 ここで空家となっている農家を借り二晩お世話になる 持主は直ぐ前に、10年ほど前に家を新築、90年も経っている農家を壊さずに、一般に開放し、貸し出している。さすがに90年前の家は柱が立派で、中のふすまや、扉など大昔を偲ばせるものが随所にみうけられる 居間には囲炉裏があり、炭火で岩魚を焼いたり、暖をとったり、都会では出来ない経験を久しぶりに味わう事が出来た。10人以上は泊まれるが、我々の為に外の客は全て断ってくれた由 もったいないような贅沢な三日間であった。 さて、今日は鳥甲山がみえる<のよさの里>の露天風呂にゆっくりつかり、明日の登山に備える。残念ながら午後から霧が出て鳥甲山の山頂付近は観えず。 翌日(7日)は、朝から快晴、小赤沢を7時50分に出発、登山口の3合目迄15分で到着。駐車場は30台位のスペースあるが、殆ど埋まっており、わずかのあいた所を譲ってもらいやっとのことで、パーク。 身支度を整えて、歩き出す。M氏とは初めての山行。ピッチをゆるめて頂きゆっくり登る。4合目から山頂の10合目迄標識があり、目安になる。樹林帯が続き、急坂が多く、路がぬかって居る所も結構多く、ひどい所は木が輪切りにして置いてあるが濡れてすべるので余計歩みが遅くなる。
6合目を過ぎるころより、路はますます急坂となり、たまに涸沢のような岩場も出て、やがて路は右の方へ大きくカーブし、ややトラバース気味に登り続け8合目を過ぎる頃より笹原帯となり、森林限界を出て明るい草原の木道地帯となる。あたりは湿地帯となり、苗場山山頂付近が見え出す 然しながら木道はゆるいながらまだまだ続いている。坪場付近より、鳥甲山や、谷川連峰の峰峰が更にその奥には妙高、火打、戸隠連山までが望見された。
再び針葉樹林帯へ入り、間もなくそこを出て再び草原状のところへ出る。岩石や、湿原にある数々の池塘が草紅葉と供に、まるで自然の庭園のようだ。
写真を撮りながら、ゆっくり山頂を目指し、11時45分にやっと苗場山山頂へ到着。ここには、苗場山山頂ヒュッテや遊仙閣があり、時間があれば泊まるのも良いだろう。三角点は遊仙閣の裏側にあり、標高2,145メートルとあった。草原の見晴らしの良いところで、M氏手造りの昼食をとり、再び展望の良い木道をゆっくり戻る 苗場山は、我々が登った小赤沢コースの他に、神楽が峰経由の抜川コース、赤湯からの昌次郎新道、小松原湿原経由の小松原コース、小赤沢の隣りにある大赤沢コースなど数多くあるが、我々の登った小赤沢コースが最も短時間で山頂に立てるとの事。下りになると、結構急なところが多く慎重にならざるを得ない その分登りで気が付かなかった景色も目に飛び込んでくる 特に西日が当る尾根筋の紅葉は見事なものであった。所要時間は、登りが3時間半、下りが約2時間半休憩を入れて計7時間半位だった。宿舎へ帰着後、赤い湯が出る楽養温泉にて汗を流し疲れを癒す 終日快晴に恵まれ、美しい落葉樹の紅葉を楽しむ事が出来た。標高はそれ程高くない為、針葉樹林よりも広葉樹林が多くその分秋になると、木の葉の変化が一段と美しく輝く山であった。 M氏によれば、初夏の高山植物が咲く季節もなかなか良いとの事なので、次回は残雪のある6−7月に又登ってみたい。3日目、ゆっくり起きて、朝食後、松之山温泉付近にある、有名な天水島の棚田を見学。ここはM氏の奥様の実家で所有しており、日本では有数の棚田である由。残念ながら、刈入れは終わっており、曇り空の為写真にならず。 夕方帰宅 関越道の渋滞なし 以上 |