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道志山塊の最高峰と言われる御正体へ登る。 1月に悪天候の為、奥の岳より引き返したが、今回はルートを変更し、鹿留口よりトライ。 土曜日であったが、今日この路を登ったのは3パーテイのみで、稜線にある峰宮跡までは誰にも会わない静かな尾根であった。
中央高速を都留ICでおり、139号線を東桂にて鹿留入口の道標に従って左折、狭い道路の集落を越えて、左下に鹿留マス釣り場が見えるようになり、更に10分程進むと、右側に立派な東屋と駐車場があったので、そこで車を止める。 少し先の右手にアーチ型の木造の橋がかかっており、その手前左に御影石の立派な御正体山への標識と案内看板があった。
左手には新しい林道が出来ているが、一般車は通行止めとなっており、我々は真中のやや荒れた林道へと入ってゆく。 2000年発行の昭文社の地図では、この先に小広場あり車数台と書いてあるが、入り口付近がかなり荒れており、車では無理のようだ。
さて、ゆるい傾斜の林道を暫く歩くと、残雪が出て来たが、気温も高く、全く問題なく雪の上を進む。 約一時間程の林道歩きが終わり、左へ何回か丸木橋を渡って、やっと登山道となり、間もなく竜の口と言う水場に到着。 沢の水でも飲めるのだろうが、ここは地下から美味しい伏流水が湧き出ている。
此処からは、急に激しい登りが続くようになるが、檜の植林がまだ若木が多く、明るく、見晴らしも登るごとに良くなって、苦しさを忘れさせてくれる。 南面の為、雪も無く、古い道を思はせるような石仏が二箇所にあった
振り返ると鹿留山が大きく、その左には富士山が霞んで見える。 残念ながら今日は雲が多く、写真は諦めざるを得ない。竜の口より約40分の後、ひょっこり平らな処へ着いた。 御堂跡の標識があり、妙心法師入定の遺跡と書いた石柱があり、登山口にある案内板の説明によれば、その昔(1,813年頃)、妙心上人が、鹿留御正体山を開き、この場所に篭り、座禅、断食を行った由。 建物があったと思われる土台石もちゃんと残っており、隅のほうには何故か福寿草がひっそりと咲き、生憎今は見えないが、正面には富士山を望める絶好のロケーションで、歴史を偲びつつ、しばし休憩。
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路は再びきつくなるも、今迄程ではなく、ぶな、つつじ、更に樅や栂などの針葉樹の大木が混ざるようになり、深山の様相を呈し、おまけに残雪も現れて、苦しいながらも楽しい歩行となる。 樹幹越しに山頂への稜線が見え始めるが、まだまだ遠い感じだ。 やがて細野からの道と合流し、峰宮跡へ到着。
ここで昼食休憩をとる。 やはり稜線へ出ると、登山者がちらほらと歩いてくる。 細野からの3人はこれから道坂峠へ、我々の後ろから登って来た12人の大パーテイは細野へと夫々下る由。
ここから2−3のアップダウンを繰り返しながら山頂へ到着。 途中凍結部分あり、軽アイゼンを装着。 頂上には約20名位の登山者が休憩中で場所も無く、記念写真を撮って直ぐ来た道を戻り、再び御堂跡にてゆっくり休憩して下山。
歩行時間: 登り:3時間40分 下り: 2時間 (休憩時間除く)
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