川苔山(1,363.3m)
平成16年5月2日 曇り後快晴 気温8―12度

連休の混雑を避け、近い奥多摩へいつものF氏、隣人のM氏と3名で出掛ける。
早朝の為、道路も空いており、川井から奥茶屋キャンプ場を経て登山口迄、1時間15分で到着。   ここは車が数台駐車可能で、既に2台が止めてあり、我々の直ぐ後から2台がやって来て満杯となる。
朝食をとり、大丹波川へ向って少し下り、あとは緩やかな川沿いの道を進んで行く。何回か桟道のような木の橋を渡り返して登って行くが、川の水は透明に澄み渡り、折りからの新緑に映えて美しく、時々現れる大きな苔の生えた岩石が、自然の庭園となり素晴らしい景観を醸し出している。

       
林道からチョット入っただけなのに、山の奥深い趣があり、楽しい道程である。やがて、右岸から曲ケ谷沢が合流、ここから曲ケ谷北峰へのルートもあるようだが、道は雑木で塞ぎ、通行止めとなっていた。

更に進んで行くと、両岸が狭まり、ゴルジュ状になってくる。  水が澄んでいる為、水面をみると、魚影が見られ、つり好きのM氏は、山女ではないかと。。。  意識してみていると、かなり多い事が分る。   山女はかなり神経質な魚なので、人の気配を感ずると直ぐ岩陰に入ってしまう由。   帰途は、日が射した為か、至る所に見られ、今度はつり竿を持って入ろうなどと話しながら歩いた。
さて、更に先へ登って行くと山葵田が現れ、白い花が綺麗に咲いていた。 石の階段を登り、道標のある獅子口小屋跡へ着き、道は左右に分れるが、今日は右の踊平への道を進む。
この付近は、毒を持つハシリドコロが多く、花も咲いており、今迄の川沿いの道では、各種のスミレ、ヒメレンゲ、ニリンソウなどがあちこちに咲いて目を楽しませてくれたが、ヒメレンゲは場所により、群生しておりその素晴らしさを堪能させてもらった。
これまでの緩やかな道とは異なり、だんだん傾斜が増して、踊平の稜線へ出る手前はかなりしんどかった。

稜線へ出るとまた左右に分れ、右日向沢の峰ー蕎麦粒山方面、左川苔山方面の道標あり、左へと更に登り坂を行くが、稜線歩きは楽しく、樹幹越しに三つドッケや酉谷山方面が遠望され、行く手には川苔山も見えてくる。

期待したアカヤシオは殆ど花が終り、山桜がちらほら咲いている。 少し登り、古里へのルートを左に見送り、川苔小屋を経て山頂に到着。   大丹波川から全く人に会わずに済んだが、やはり稜線へ出ると登山者も見かけ、特に山頂には十数名が思い思いに休憩しており、さすがにゴールデンウイークだ。

ヴィーグル犬を連れた中年のご夫婦は、犬の方が元気があり、かなり引っ張り上げれらたと言っていた。

山頂は曇っていたが、大岳ー御前ー三頭ー石尾根ー長沢背稜と同定出来たが、残念ながら雲取山はガスの中、丹沢方面は逆光で霞んでいた。
時間が早いので、お茶の休憩をとって、来た道を戻り、横ケ谷平から獅子口小屋跡に戻る。大丹波川沿いの日当たりの良いところで、昼食休憩後、道標をみて、朝とは異なる道を登って林道へ出てみた。    出たところにも、道標有り、ここから駐車場まで20分程歩いた。

この付近は、道幅も広く、駐車スペースもかなり多く、途中ゲートも無い事から、次回以後は、ここまで車を入れたほうが良さそうだ。

午後から天気は快晴となり、気温もあまり上がらず、爽やかなハイキングを楽しむことが出来た。帰路も時間が早く、渋滞に巻きこまれずに、連休の一日を過ごせた。

歩行時間:  大丹波川登山道入り口ー〔1時間35分)−獅子口小屋跡ー(40分)−踊平ー(60分)−川苔山ー(65分)−獅子口小屋跡ー(1時間25分)−駐車場