唐松尾山 (2,109m)
6月18日   晴れのち曇り

少し遅いが、石楠花の花を観に唐松尾山へ登った
青梅街道を二時間走り、一之瀬高原三ノ瀬集落に到着  民宿しゃくなげ荘の駐車場にパーク(一日500円) 

梅雨の合間の空は良く晴れている  約300メートル舗装道路を進み、将監峠への道標に従い右折、民家の間を通り小型車が通れる道を5分も登るとチェーンのゲートがあり、車はここまで  若干駐車スペースあり 幅は狭いが林道が続いており、やや急な道を登ってゆくと、右側に牛王院平への七つ石尾根分岐点に出たので、林道と分かれそちらの道へ入る 笹が多いが良く刈り取られてあり、歩きやすい  もみじ、ぶな、とちの木などの雑木林が続き、蝉がかなり多く鳴いている 高度を上げて行くと、落葉松の樹林帯へ入り、樹幹越しにピラミダルな大菩薩嶺、その右側に残雪を抱く富士山がかすんで望見された やがてもみの木立が目立つようになり、ゆるやかな笹原の道となって、牛院平へ到着  右から将監峠からの道と合流し、奥秩父主脈中走路へ達する さすがに道は良く、左へ進み直ぐ、山の神土と言う三叉路にでた ここは、笠取山方面、唐松尾山、和名倉山への分岐点で、笠取山方面は土砂崩壊の為、迂回路を行くようにと看板が出ている 我々は、唐松尾山方面(迂回路も同じ)へ進み、此処からは、奥秩父らしい原生林のある良い雰囲気の路となるが、あまり歩かれていないようで、かなり荒れている 木の根、岩かどをよじながら進む  ガレ沢を渡り、笠取山への迂回路を左に見送り、御殿岩の分岐にでる  此処は帰途に立ち寄ることにして、先ず唐松尾山を目指す 所々草原があり、見晴らしが効くも生憎ガスがかかって来て付近の山々しか観えず 我々が登って来た七つ石尾根や一之瀬高原の民家の赤い屋根などが確認できた
トラバース気味の路をやや急な登りを過ぎて唐松尾山頂へ達した  樹林帯の中で、笠取山方面の登山道を右に三角点がある  展望は全く無いが、やや盛りを過ぎたあずま石楠花の花があちこちに咲き、特に北側の尾根筋には沢山花をつけている  十文字峠の石楠花とは異なり、ちらほらと点在し、何となく清楚な感じがする
暫く写真を写して、来た道を戻る  草原で単独行の登山者に会う 煙草をうまそうに吸いご苦労様ですと声をかけられた  これから笠取山方面へ縦走するとの事  御殿岩分岐より左折し、急な笹薮の道を登り、西御殿岩の頂上へたどり着く 360度の展望で、かすんでは居るが、大菩薩、雲取、飛竜、和名倉山への稜線、両神山方面、近くの唐松尾山等が望見された  空気の澄んでいる秋か冬なら、富士山や南アルプス、秩父の国師などが観える事だろう
此処で昼食をとり、牛院平を通り、将監峠へ廻る 草原の気持ちの良い峠で、直ぐ下に将監小屋がある 水が豊富で、稜線にも近くいつか機会があれば一泊したい所だ  今日は小屋番も居て、何人か宿泊客が休んでいた
ここからは道幅が狭いが林道があり、市ノ瀬から小型車なら登って来れる 緩い傾斜の道をのんびり下る
途中山躑躅が赤く朱色に咲き、疲れを癒してくれた 帰途、丹波ののめこいの湯にて汗を流す  なかなか良い風呂だ
今回も花を観賞する山旅で心地よい疲れが残った
登り約四時間、下り約四時間                 以上