硫黄岳
(2,760m)
14.8.8−9 曇り

久し振りに夏の八ヶ岳へ行く。 都合で前日〔8日)夕方の出発となったが、道は空いており、予定より早く諏訪ICへ到着。  今宵の宿泊先である、夏沢鉱泉へ連絡し、夕食を依頼したところ、桜平迄出迎えてくれるとの事。  諏訪ICよりフォレストカントリーCC三井の森経由約1時間で桜平へ到着。

日没となったが、既に出迎えの車がゲートの先に待っていた。  10分程で夏沢鉱泉へ着き、早速夕食を済ませ、のんびりと湯に浸かる。
明日早いので、早々に就寝。

4時ごろ目が醒め、5時に出発。 空は昨日の快晴とはうって変わって、どんよりと雲っている。 ゆるいペースでオーレン小屋へ。  小屋の前のベンチでお茶を沸かし、朝食を済ませる。  前に美味しい水が湧き出ており、水筒にいれる。

ガスが低くたれ、稜線は見えないが、箕冠山を目指して歩き出す。  シラビソの樹林帯が続く緩い登りを暫く歩くと、箕冠山へ着き、天狗岳方面と夏沢峠方面との分岐へ出た。

予定通り、根石岳方面へ下り、根石山荘前のコマクサの群落を観賞するも、今年は既に遅く、枯れはじめ、ウルップソウも終わっていた。  ミヤマコゴメクサがまだ可憐な白い花をつけていた。
               
                      ミヤマコゴメクサ

ここは、風の通り道らしく、強風が吹きまくり、立っていられず、コマクサの写真もすべてピンボケとなってしまった。
天狗岳方面は、風を除ける場所も無く、また横からの風でよろけながらの歩行は困難と判断し、引き返す事に決めた。

直ぐ箕冠山の樹林帯へ入り、そのまま夏沢峠へ下る。 樹林帯は風も無く、本沢鉱泉側はみえて、下は陽が当たっている。  ガスはどうも山の稜線だけらしい。  夏沢峠からは風もそれ程強くないので、硫黄岳へ向かって登りはじめる。
               
                      夏沢峠付近

途中の高山植物が,目当てだったが、わずかに、ウメバチソウやキンポウゲの残りが見られ、これから咲く、トウヤクリンドウ等がみられた。
       
ウメバチソウ

ミヤマキンバイ

     
トウヤクリンドウ

ヒメシャジン

花を探しながら緩いペースの為、寒くなり、パーカーを着込む。 気温は摂氏12度だった。 昨日の東京は35度もあり、ここで寒さで震えるのは信じられない感じだ。

何とか硫黄岳山頂へ到着するも、霧で何も見えず、直ぐ右方向の赤岩の頭へ岩稜を下る。 風は相変わらず強いが、根石岳ほどではなく、這松の綺麗なオーレン小屋への分岐点にてゆっくり昼食をとる。

晴れていれば、此処から赤岳、横岳、阿弥陀岳それに南アルプスなども望見される筈だが、今日は霧の彼方を想像するだけに終わる。

オーレン小屋までは、這松帯ー岳樺、しらびその樹林帯を通り比較的短い時間で下りる事が出来た。 此処の湧水にてまたコーヒーを沸かし、のんびり過ごす。
このルートは登山者が少なく、静かな山歩きが楽しめるし、アプローチが短いのが良い。  あとは立派な道を、夏沢鉱泉を通って桜平へ。  途中に僅かな沢水の落差利用した発電装置があり、オーレン小屋と夏沢鉱泉がこれを利用しているようだ。

帰途、尖石遺跡付近に昨年出来た、縄文の湯にて汗を流し、諏訪南ICより中央道へ入る。
天気には恵まれなかったが、この時期としては静かな八ヶ岳を歩く事が出来、満足。

歩行時間: 夏沢鉱泉ー50分ーオーレン小屋ー55分ー箕冠山ー15分ー根石山荘ー40分ー夏沢峠ー1時間15分ー硫黄岳−1時間ーオーレン小屋ー1時間ー桜平    除く休憩時間        以上